TOP > 業務案内 > 債務整理 > 過払金返還

過払金返還

■ 過払金返還とは?

■ 過払金返還の流れ
■ 過払金返還Q&A

 

過払金返還とは?

任意整理のところでもお話したとおり、金融業者との取引が長期間に渡る場合、過払いと呼ばれる状態になっていることも珍しくありません。
利息制限法に違反した払う必要のない利息を払い続けているうちに、完済を通り越してしまったわけです。

これはいわば業者さんにお金を預けている状態ですから、当然、払い過ぎた利息を返してもらうことになります。
他社への負債が残っている方も、これを返済資金とすることによって、さらに有利な解決を図ることができます。

従来、こうした「過払金返還」は債務整理の手続きの中で行われてきたのですが、昨今は、完済した後に過払い金の返還を試みられる依頼者の方も増えてきました。
最高裁判所により利息制限法を超えた利息が実質的に無効であるとの判断がなされたことの影響も強いようです。当事務所でも積極的に完済後の過払金の取り戻しにあたっています。

完済後に相当な期間(10年)が経過してしまっているケースでは消滅時効の問題が障害となることもありますが、ぜひチャレンジしてみてください。

また、過去に債権者と0円で和解をしてしまったという方であっても、過払い金を取り戻せる余地はありますのでお気軽にご相談ください。

過払金返還の流れ

任意整理手続きの流れは次のようになります。

0日(相談日当日)
依頼者面談(過去の取引状況について司法書士がお聞きします。)
過払金返還契約の締結
0~2日
金融業者へ通知を発送(個人情報保護法に基づく照会の形をとります。)
1~2ヶ月
債権者から取引明細書返送
2~3ヶ月
利息制限法による再計算 (過払い金の額と完済後の経過利息を確定します。)
和解案提示あるいは訴訟提起
3~4ヶ月
和解契約締結 (返金額とその支払日時を文書にして取り交わします。)
4~5ヶ月
依頼者への返金 (依頼者の銀行口座宛にご送金します。)


過払金返還Q&A

Q1.過払い金の返還請求とはどういうことですか?

Q2.どのくらいの取引で過払い金は発生しますか?

Q3.過払い金の請求は裁判でしか行えませんか?

Q4.完済してしまって取引が終了している業者にも過払い金請求はできますか?

Q5.一度、和解をした後に過払い金の返還請求をすることはできますか?

Q6.消費者金融業者の破たんが相次いでいますが?

 

 

過払い金の返還請求とはどういうことですか?
過払い金とは、金融業者に返しすぎたお金のことです。利息の上限は利息制限法という法律で定められていますが、消費者金融各社は利息制限法に違反した利率で融資しているケースがほとんどです。利息制限法の上限を超える部分の利息の支払いは民事上無効となりますので、その超過した金額を順次元本に充当させることで元本を減らしていきます。この減らした元本を支払っていこうというのが任意整理という手続きですが、無効な利息の支払いが甚だしい場合には、すでに完済しきっていて払わなくていいお金まで払っていたという事態が起こります。 この「払わなくてもよかったお金」を返してもらうのが過払い金の返還と呼ばれるものです。
どのくらいの取引で過払い金は発生しますか?
過払い金の発生する取引期間は一律にはいえません。依頼者の方の取引態様にもよりますが、だいたい6~7年以上継続して取引があると過払い金が生じます。ただし、直前に急激な増額があった場合などはこの限りではありません。また、すでに完済されている場合、契約利率が利息制限法以下の取引でない限り、取引期間を問わず当然に過払い金が生じます。
過払い金の請求は裁判でしか行えませんか?
過払い金の返還請求はまず金融業者との交渉(電話やファックス等)によって行います。ほとんどのケースで業者と和解が成立しますので裁判にはなりません。ただし、相手が最大手ではない業者である場合、過払い金が高額になる場合等では和解が成立しないこともあります。こうした場合は訴訟を提起することになります。
完済してしまって取引が終了している業者にも過払い金請求はできますか?
過払い金の返還にも消滅時効がありますが、完済後、10年経っていなければできます。
一度、和解をした後に過払い金の返還請求をすることはできますか?
例えば、貸金業者の帳簿上の残高を無利息で返済していくといった和解契約を貸金業者と結んでいるケースがよくあります。このような場合でも、利息制限法に反する約束自体が無効ですから過払い金の返還請求をすることができます。和解した人がたとえ弁護士さんや司法書士さんであっても関係ありません。
消費者金融業者の破たんが相次いでいますが?
ご指摘のとおり、クレディアをはじめアエル等々の各社が相次いで民事再生手続きを申請しました。貸金業者に債務整理をされてしまうというのも皮肉な話ですが、こうなってしまうと過払い金の返還は困難を極めます。過払いの請求は「早い者勝ち」という言葉もあながち間違えではない様相を呈してきたと言えるでしょう。